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ご挨拶

会長

第59 回日本小児腎臓病学会学術集会
会長 郭 義胤
(福岡市立こども病院 腎・泌尿器センター 腎疾患科)

皆様におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

このたび第59回日本小児腎臓病学会学術集会を2024年6月7日(金)~8日(土)の2日間、福岡国際会議場にて開催させていただくことになりました。日本小児腎臓病学会は日本小児科学会の分科会であり、前身である小児腎臓病研究会が1967年(昭和42年)に設立された伝統ある学会です。九州・福岡の地で開催されるのは第46回学術集会以来、13年ぶりになります。私が小児腎臓科医として歩み育てられてきた学会の学術集会を主催できますことは大変光栄です。

最近の医学・医療を取り巻く状況の進歩や変化は著しく、一つの専門分野には収まりません。そこで学術集会のテーマは「小児腎臓病学の架ける橋」としました。私達が目指す適正な医療の実現には適正な政策と実行が欠かせず、学術団体として政治や行政・経済との関わりを考える必要があります。また世界の中の日本であることを意識した国際的な視野も持たなければなりません。小児腎臓病の多くは長期間あるいは生涯に渡る診療が必要であるため、成人への移行医療が注目されてきましたが、その進歩の振り返りが必要です。また他分野のスペシャリストとの連携も重要です。小児腎臓病学と様々な分野との繫がりについて、みなさまと議論を重ね、理解を深めることができる学術集会になるよう鋭意準備を進めているところです。2日間の会期ですが、一般演題の他、シンポジウム、ワークショップ、教育講演など様々な企画を予定し鋭意準備を進めております。

是非多くの皆様にご参加いただけますよう心よりお願い申し上げます。